Windows10にアップデートしたらネットにつながらなくなったお客様からのご依頼です。

アップデートすると無線LANに不具合が生じるケースは結構多いようですね。

早速状況を確認すると、タスクトレイの無線アイコンに!マークがついています。
「Airport***** インターネットアクセスなし」

試しにネットワーク設定を一度削除して再作成します・・・改善しません。
ネットワークと共有センターを開くと、ネットワークの種類が「パブリックネットワーク」
になっています。

「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」→「Airport*****」→「デバイスとコンテンツの検索」のスイッチをクリックしてプライベートに切り替えると、ネットに接続できました。
自動接続の確認のため再起動して・・・また「インターネットアクセスなし」です。ネットワークの種類もパブリックネットワークに戻っています。

なんでやねん、と再設定しようとしますが、こんどは「デバイスとコンテンツの検索」の項目自体がありません。
ファームウェアのアップデートか、ドライバのアップデートか試そうかな・・・と思ったのですが、ふと思い出しました。

お客様のお使いの無線LANルーターは「WN-G300R」。小型でまずまず電波強度があり、無線5台程度の接続台数なら余裕をもってこなせて当時3,000~4,000円弱のなかなかお買い得機種だったのですが、ひとつ難点があり、WMM (Wifi MultiMedia)との相性がとぉっても悪いんです。

無線LAN子機側の設定でWMMが「有効」になっている(または「自動」で有効判定されている)と「制限あり」や「インターネットアクセスなし」になってしまいます。厄介なのが、この設定、デフォルトでは殆どが「自動」になっていて、ある日突然有効判定されることがあるところです。

こうなると、昨日までネットができていたのに今日になって急にできない、何度接続をやり直してもだめ、ということになります。この機能、突然有効になることはあっても、自動で無効にはならないようです・・・。

お客様のお宅でもWindows8のときに同じ症状があったのを思い出し、設定を開きます。
「デバイスマネージャー」→「ネットワークアダプター」で無線LANアダプタを右クリックし、プロパティ。
「詳細設定」タブの「WMM」の項目を見ると、やはりです。「無効」に設定してあったはずが「自動」になっています。
再び「無効」に設定してOKするといったん無線の接続が切れ、再接続します。
アイコンに!マークはありません。「インターネットアクセス」です。
ネット・メールともOK。Windows10にアップグレードするときに設定がクリアされたのでしょう。

同様の症状でお悩みの方、いちどWMMの設定を見直してみてはいかがですか。